▼序論(031003追記)
兵法の基本とは、「勝って後に戦う」ことにあります。
勝利するには、戦う前、まず置かれた条件において勝利を得ていなくてはならないのです。
では、肝心の勝利を得る条件とは、勝利を得る方法とは、一体何であるか。
その答えは、ここにはありません。
しかし、その答えを導き出すために必要な基礎情報は、ここに網羅されています。
『UO兵法』は、UO上で行われる戦闘のうち、他のサイトで補いづらい初級〜中級技術に関する教書です。
狩りをする程度の知識を持った初級者が、上級者への入り口まで挫折することなく独学で到達できることを目指して作成されています。
「序論」から「組織編」まで、実際に戦闘に参加しながら読み進めることで、無駄なく実戦力をつけることができるでしょう。
派閥戦への参加を例に記述されていますが、初級者にとっては派閥戦に限らず通常の狩り、PKからの護身、ギルド間戦争においても役立つ内容だと思います。
序論ではまず、「2つの大原則の理解」を目指します。
◎勝敗の原則
一つめの原則は、勝敗の原則です。
ごく当たり前の原則ですが、当たり前すぎて忘れがちな原則です。
総ての勝敗には、必ずその理由があります。
みな勝つべくして勝ち、負けるべくして負けるのです。
(1)知識のある人は、
知識のない人に負けない。
(2)武力のある人は、
武力のない人に負けない。
(3)知識と武力の総計が双方互角の場合には、
勝敗は士気・ミス・偶然などの要素に左右される。
知識とは、基本操作、マクロ設定、魔法や武器の特性、戦術理論、戦況分析力、経験、判断力、すべての知識の総量を指します。
敵と味方の間に少しでもその差があるならば、勝敗は戦わずして決まっているのです。
解毒の術を知らない戦士は、死を待つ他に選択肢を選べないのです。
武力とは、回線力、PC速度、装備・スキル、それを使いこなす練度、そして人数の総量です。
敵と味方の間に少しでもその差があるならば、敗は戦わずして決まっているのです。
少数が多勢をうち負かすのは、兵法に反する「奇跡」のように見えますが、頭数ではなく武力の総量において上回っているからにすぎません。
知識で敵に勝り、武力で敵に勝れば、常勝です。
少なくとも敵と互角に戦うには、知識と武力の総量で敵と互角になる必要があります。
◎UO戦闘の原則
二つめの原則は、UO戦闘における原則です。
これもごく当たり前の原則ですが、気付かない人は気付きません。
UO上で「敵を倒す」とは、敵の体力をマイナスにすることです。
(a)攻撃すること。
(b)回復を封じること。
(c)逃亡を封じること。
この3つが揃わなければ、敵の体力はマイナスになりません。
この原則を予め知っていれば、戦闘において何が必要かが自ずと分かります。
例えば、団体戦における「集中」は、敵の一人に味方複数の魔法を同時に当てる方法ですが、これは、致死ダメージを瞬時に発生させることで、回復と逃亡のチャンスを封じているのです。
さて、「勝つ」とは「どういうことか」がここで整理できました。
次章からは実戦を通して、具体的に説明していきます。
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